マウスにおける超過剰排卵誘起剤の実用化について-1匹の雌マウスから100個の卵子-

熊本大学 生命資源研究?支援センター 動物資源開発研究施設 (CARD)の 中潟直己教授 、竹尾透講師らは 、1匹の雌マウスから100個以上(従来法の3~4倍)の卵子を排卵させる技術を開発し、平成27年6月1日付けプレスリリースにて、発表したところです が、このたび、九動株式会社より実用化され、平成27年11月16日付で販売開始されることとなりました(製品名:CARD HyperOva)。
これにより、より効率的な実験動物の繁殖に繋がり、ひいては卵子を採取する雌の数を大幅に減少させ、実験動物の愛護?福祉に寄与することが可能です。ま た、超過剰排卵誘起法が未だ確立されていないラット、ハムスター、モルモットなどへの応用の可能性が極めて高く、今後その利用範囲がさらに広がるものと思 われます。

【詳細】 プレスリリース本文 (PDF377KB)

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熊本大学生命資源研究?支援センター
動物資源開発研究部門(CARD)?資源開発分野
担当:中潟 直己
電話:096-373-6564
e-mail:nakagata※kumamoto-u.ac.jp
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